舞台はとある学校。
バレー部キャプテンの「桐島」の退部噂が発端となりバレー部員、その彼女とその女子グループ、友人から、直接桐島とは関係のないクラスメイトを巻き込んだストーリー。
とある金曜日をクラスのあらゆる「グループ」の視点で何度も繰り返し、
その後にひとつに結びついていく感じ。ループものということでよろしいか…
私てっきり「桐島」の部活動にまつわるストーリーになっているとばかり思い込んでたのでやられた!っと思った。
で、いろんなレビューみて、「桐島」じゃないんだと、その「桐島」の退部によってあらゆるグループの変化や不変を描いてるんだなと。思い知ったわけです。
スターだった「桐島」。
その「桐島」を取り巻く友人や彼女、彼女のグループはすこしずつ変化がみえるようになる。
と、思えば「イケてない」グループもいるわけで。
そんな学校内のみえないヒエラルキーの存在の上に位置する者と最下層にいる者たちのラストに交わるシーンが印象的でした。
なんとなく「告白」のラストシーンに似てるなと思ったけど特に繋がりはないようですね。
強いていうなら橋本愛さんかな。
きっと誰もが誰かの心理がわかるはず。
あーあったなーこういうの。
私は吹奏楽部だったのでモロ文化部の女の子ポジションでした。
可愛い子たちにあこがれて、でもクラスではビミョーなグループで(笑)
夢もなければ進路も考えてない、そんななんとなく過ごした学生時代を思い出します。
そのせいで!!今すっげえ苦しんでるんだとしても!!(なんであの頃もっと頑張らなかった自分!!)それもまた自分なのです。
はー、心抉られた気分だわぁ(笑)